「お家で楽しむ」ハワイアンプランツ

連載① ハワイアンプランツについて
文章・写真:Pantere IWASAKI
常夏の楽園、ハワイ。
年間の平均気温は約24~26℃。
冬の夜間でも15℃ほどまでしか下がらない気候で年間通して暖かく過ごしやすい、まさに楽園です。
そんなハワイは植物にとっても楽園。
色とりどりでユニークな姿の植物たちが沢山あり、ハワイの豊かさを象徴しています。

ハワイアの植物は雑貨や家具などのインテリア、アロハシャツなどのファッション、ハワイアンジュエリーにまで様々なモチーフでデザインされていますが、こと園芸の分野では残念ながらあまり注目されていないのが現状です。
しかし実際には観葉植物としても、お庭で楽しむ事も出来るハワイアンプランツが日本でも購入でき、育てる事が出来ます。
昨今の酷暑と言われる夏でもお庭でへっちゃら、部屋に1鉢あれば1年中ハワイ気分♪
皆さまも是非ハワイアンプランツからハワイの風を肌で感じて楽しんでみませんか?
今回から連載で「『お家で楽しむ』ハワイアンプランツ」と題し、私自身が、自宅で18種類、50鉢以上のハワイアンプランツを育てている経験をもとに、日本でも簡単に育てられるハワイアンプランツをご紹介します。
今回はまずハワイプランツについて軽く解説をしていきましょう。
ハワイアンプランツって?
ハワイアンプランツは大きく3つのカテゴリーに分けられます。
1.固有種・在来種
古代ポリネシア人がハワイに入植する前からハワイに自生していた植物たちで、固有種はハワイにしかない植物、在来種はハワイだけでなく、他の地域にも自生する植物。
固有種にはオヒアレフアや原種ハイビスカスなど。
在来種にはビーチナウパカやアアリイなど。

2.カヌープランツ(伝統植物)
ポリネシア人がハワイに入植する際に持ち込んだ有益植物で、ハワイアンの衣食住を支えたハワイ文化にとって非常に重要な植物。
キー(ティリーフ)、カロ(タロイモ)、ウル(パンノキ)など。

3.外来種
西洋人のハワイ到来以降に持ち込まれた植物で、現在のハワイのイメージに登場する植物の多くが実はこの外来種だったりします。
プルメリア、モンステラ、アンスリウムなど。

ハワイ文化との繋がり
ハワイには日本の神話やギリシャ神話のように沢山の神話が残されていて、国造りのエピソードもあり、多くの神様も語られて来ました。
ただ日本や他の国の神話と大きく違うと思うのは、その神話と植物の関連性が大きいと言える点です。
詳しくはまた個別の植物紹介の際に書きますが、我々人類と植物が兄弟として語られているのはハワイの神話ぐらいではないでしょうか。
また数々の神話の中で重要なアイテムとして植物が登場したりもします。

ハワイ語で呼ぼう
園芸を趣味としている方でも植物の名前って覚えるのがけっこう難しくないですか?
普段触れる和名は実物とイメージが全然違ったり、他の植物の名前が入っていたり。
植物のちゃんとした名前かと思ったら流通名や商品名で同じ植物なのに違う名前が付いていたり。
学名はラテン語なので、学名がそのまま呼び名になっていてもそのままラテン語で読むか英語で読むかで名前が微妙に違うって事もよく有る話しです。
しかしハワイの固有種・在来種やカヌープランツにはハワイ名があります。
ですから私はそのままハワイアンプランツに関してはハワイ語で呼ぶ事を提案しています。
嬉しい事にハワイ語の音は優しく、日本人にも比較的馴染みやすいと思います。
ウル、カロ、キー、ハラなど可愛らしく簡単ですよね♪
この植物をハワイ語で呼ぶ事のもう一つメリットが有り、もしかするとこちらの方がメリットは大きいかもしれません。
ハワイ好きな方ならハワイアンソングを聴く事も多いかと思いますが、ハワイアンソングの数多くにお花や植物の名前が出てきます。

日頃からハワイアンプランツをハワイ語名で呼んでいれば、歌を聴いているとその歌詞の中に植物の名前が出て来た事が理解出来、自然と歌詞に歌われてる光景を思い浮かべる事が出来るようになります。
また現地の植物や動物をその国のその地域の言葉で覚えると言う事はその国や地域の文化へのリスペクトにも繋がる事だと私は考えています。
是非難しそう…と身構えずに次回からの植物紹介を見て頂き、ハワイ語名でハワイアンプランツを覚えてみて下さい。
Lau Kī IWASAKIについて
ハワイアンプランツ愛好家の私、Pantere IWASAKIがハワイアンプランツとハワイ文化を知れば知るほど日本でももっとハワイアンプランツを普及させたいと思い、『ハワイ好きなら1家に1鉢』をスローガンにハワイアンプランツ入門として自宅で簡単に育てられ、ハワイ文化と深く結び付いているkīやkaloなどを皆さんにお届けしたいと、『Lau Kīプロジェクト』を行なっています。
活動の趣旨に賛同してくださった沖縄の生産者さんなどのご協力の元、主にローカルなイベントにて継続可能な最低限の金額での販売をさせて頂いております。

